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乾杯の歌(かんぱいのうた、)は日本ではドイツ民謡と言われているが、世界的にはアメリカ合衆国メイン州大学の校歌として知られている。 ==概要== 「乾杯の歌」は日本では「盃を持て、さぁ卓をたたけ」という歌詞でドイツ民謡と言われているが、世界的には「Maine Stein Song」として、アメリカ合衆国メイン州立大学の校歌で知られている。〔 The School Song of University of Maine 〕「Stein」(スタイン)はドイツ語「Stein」(シュタイン、石の意味)経由で陶器製のビールジョッキを意味する英語俗語。 〔 Merriam-Webster's Collegiate Dictionary, Tenth Edition (1999) 〕。 この歌はもともとE.A.フェンスタッド(E.A. Fenstad)が作った器楽曲で、彼はドイツのヨハネス・ブラームスの「ハンガリー舞曲」を聞いたのだろうという説も行われている。 〔 世は移るが大学応援歌は永遠なれ!(ニューヨークタイムズ2000.11.26.) (英語) 〕 1902年のメイン州立大学の学生のアルバート・プレイグ(Albert Prague)がバーハーバー(Bar Harbor)でアルバイトをしている時に、このドイツ起源の行進曲「Opie」を聞き、それを書きとめたといわれていて、歌詞はプレイグの寮で同室のリンカーン・コルコード(Lincoln Colcord)が作ったという。〔 The Maine Stein Song (英語) 〕 現在の曲は、1921~3年にメイン州立大学へ通い、その後エール大学を卒業したルーディー・ヴァレーが作っている。彼は1929年にホストを務めたNBCラジオでこの歌を紹介して、翌年ビクターでレコード化している。これは大変な人気となった。〔 乾杯の歌 Maine Stein Song 〕 この時点で、ドイツでもヨーゼフ・フロイデンタル(Josef Freudenthal )によるドイツ語歌詞も作られている。 〔 ドイツ語歌詞は「Trink mit mir auf du und du, hoch soll die Freundschaft leben!」で始まる:Trink mit mir auf Du und Du (Stein Song) - Youtube (ドイツ・グラモフォン) および Trink mit mir auf du und du (Stein Song) - Youtube (米国、エレクトラ・レコード) 〕 日本語では昭和初期にカヴァーされた。 日本語歌詞の作者は不明。 〔 乾杯の歌(盃を持て、さぁ卓をたたけ) 〕 また、日本ではNHK紅白歌合戦のオープニングテーマ(歌手入場曲)としても知られる。 なおドイツでの乾杯の歌としては、「Gaudeamus igitur」で始まるヨーロッパの学生歌「ガウデアムス」、「Ein Prosit, ein Prosit der Gemütlichkeit」で始まるオクトーバーフェストに関連して知られている「乾杯の歌 (オクトーバーフェスト)」(Ein Prosit der Gemütlichkeit)などがある。 〔 乾杯の歌アイン・プロージット 〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「乾杯の歌 (ドイツ民謡)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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